コンディショニング
2018年6月28日 木曜日
剣道中体連・菊池郡市大会
トレーニングのサポートをさせて頂いている中学校の男子剣道部が
中体連において団体優勝を果たしました!
そして、三年生個人では1位、2位、3位を独占。
二年生個人も、1位を獲得。
素晴らしい成績を残しました!
彼らがとトレーニングを始めて約3年が経ちますが、
仲がよくチームワークがしっかりしているな
感じます。
私は剣道経験はなく、トレーニング指導をするにあたっては
手探りでいろんなことを試しながら子供達を見てきました。
私が言うだけではなかなか届かないし、
どうしたらこの子たちは動いてくれるのか、が課題でした。
「これのトレーニングはこうだよ。」「こうだからこうしよう。」といった
指導側の考えを伝えるだけでは、やってはくれるけどすぐに遊びたがるという事が
非常に多く、どうしたら意欲的にトレーニングに向かってくれるのか
日々考えました。
考察や実践を重ね、型にはめない。ゲーム感覚でいろんな動きをさせる。
という方法にたどり着きました。
例えば、「ボールを投げる」「馬飛び」「チームでのリレー方式」
「自分たちでルールを決め勝敗を決める」などなど、とにかく
楽しく自由にさせる。
但し、最低限の動きの確認や身体の使い方の指示はおこない、
そこに子供達の発想や意見を取り入れました。
見ている方は何してんだろうと思われるかもしれません。
子供なので、大人のように「こうしてください。」は
通用しなかったです(笑)
これは、あくまでも私の勝手な気持ちです。
発育発達時期に決まったことだけをするのではなく、
カラダを様々に動かしたりすることが重要なではないかと
自分は考えています。
その結果、個人のケガの予防につながり、
チーム全体も良い状態で戦えるのでないかと思います。
トレーニングにもいろんな方法があります。
トレーニングと聞くと、筋肉をガンガン鍛えるイメージが
強いのではないかと思います。
実際に、筋肉はつける必要ないですから、と言われた競技も
ありました。
このような場合は、トレーニングを通して作られる
コミュニケーションの重要性が見えてきます。
中学生の剣道部という事もあり、SAQトレーニングを中心に
基礎作りを意識して取り組んできました。
その結果かどうかわかりませんが、「体幹がしっかりしてる。」と
周りの指導者の方々から言われていたそうです。
いろんな動きをすることで、自然に強化されていったのではないかと
考えられます。
自分の好みですが、ゲームの様な運動を好んでさせています。
とにかくこの年代は、楽しく飽きさせない事を考えています。
日々勉強です。
彼らと出会えて本当に幸せです。
ありがとう。
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