ジュニア期の競技力向上の為に重要な事の一つとして、『カラダの土台を作る』ことがあげられます!
土台を作ることで、『怪我予防』『スポーツパフォーマンスアップ』につなげることができます。
土台といえるものには、カラダの柔軟性・バランス能力・俊敏性・瞬発力・リズムなどがあります。
複雑な筋トレや、アスリートがおこなっているトレーニングなどは、
ジュニア期においてはまだ必要ないと私は考えています。
私が、子どものときに体験すべきだと考えるのは『外遊び』です。
『外遊び』こそが、子ども達の成長発達に必要な要素のつまった動きと思考を経験させてくれ、
それが『カラダの土台作り』につながっていきます。
当院では、「NPO法人クラブきくよう」にて「ジュニア体育クラス」を開講しています。
このクラスは、特定の競技を行うのではなく、
例えば「走る・跳ぶ・投げる・転がる」といった”動き”に着目した運動遊びをおこなっています。
目指しているのは『外遊びの再現』です。
様々な動きは、脳や筋肉、また感覚器に良い影響を与えてくれます。
成長時期の子ども達は、多くのことを吸収する時期です。
スキャモンの成長曲線(ヒトの成長・発達具合をグラフに表してあるもの)によると、
3歳~8歳の間…神経系が発育する
9歳~12歳…スポーツ動作の習得に適している
と読み取れます。
子育てにおいても、子どもの活動や運動を行う際にも指針になります。
ただ、どの年齢においても、たとえ良いと思うことであっても
過剰にやりすぎると、成長障害といわれる怪我につながる可能性があります。
適齢期に 適切な活動を 適度におこなってほしいと思っています。
次回は、様々な動きとはどのようなものなのかをご紹介します。
当院では、小中学生、また高校生のスポーツ外傷の治療から再発しない為のリハビリ・トレーニングをご指導しています。
どのような事でも 気になることがありましたら ご相談ください。
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